「質問の部屋」でのディスカッションで、凍結保護剤などの試薬容器として使われているクライオチューブ(セラムチューブ)が、かなりCO2ガスを透過していることが分かりました。
下記のWebサイトの情報では、クライオチューブの材質である「ポリプロピレン(PP)」のCO2ガスの透過性は、培養液の容器として採用されていることが多い「ポリエチレンテレフタレート(PET)」のなんと92倍も大きい事になっているようです!
ちなみに、培養液の分注等で「ポリスチレン(PS)」を使っている施設も多いかと思いますが、これまた75~370と大きな数字が記載されています。
培養液や試薬のインキュベーター内への一時保管は、これらのことを念頭に行ったほうが良いと思われます。
http://junkosha.co.jp/technical/tec8.html