「着床前診断を推進する患者の会」という団体をご存知でしょうか?
ご存知の通り、本邦では学会の会告により着床前診断、特にPGT-Aに関しては原則的に実施が禁止されています。最近になって、臨床研究という形で実施数が増えてきたため、この治療を受けることができる患者さんも増えてきているようですが、まだまだ希望に添えるようにはなっていないのが現状だと思います。この「着床前診断を推進する患者の会」ではPGTを受けた経験者の方々が中心になって、この治療がもっと一般的になり、受けたい患者さんが自由に受けられる世の中になって欲しいとの願いから、以前から活動されています。生の患者さんたちの声を知ることはもちろんですが、学術的なレポートも多く、エンブリオロジストの方々にとってはとても勉強になるサイトだと思いますので、是非チェックしてみて下さい(お知らせコーナーでレポートを探してみて下さい。)。