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2020年10月20日 8:49 AM
#1080
やあ
参加者
1µL程のドロップにマニピュレーターを用いて直接精子を入れる手法は、そこそこ手際よくやらないと、凍結液が蒸発して濃度が変わってしまうと予想しますが、私は実際にやったことが無いので、できれば経験者の方のご意見を聞かせて欲しいです。
個人的な経験上、ドロップの大きさは1µLよりも多い方が生存率が良好だと思っていますが、凍結スピードとの関係があると思いますので、各自の環境に左右されるかもしれません。精子をドロップに直接導入する方法は、融解後に検索する関係からドロップ量をあまり大きくできないという理由があるものと思っています。
密度勾配法で遠心すると、組織は沈査に落ちませんか?
むしろ懸念していることは、通常の精液を密度勾配遠心したときでも、沈査より上の上清に沢山の精子がトラップされていますので、TESE組織を密度勾配遠心処理すると遊離した精子がトラップされてしまうことが多いのでは?ということです。
粘稠や組織に貼り付いた精子を遊離させるのに、コラゲナーゼ等の酵素処理は有効だと思っていますが、私自身は使用経験が無く、メッシュで潰してそのまま凍結したことしかありません。