遠沈管の素材と精子への影響について

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  • このトピックには5件の返信、4人の参加者があり、最後にアバターやあにより1ヶ月、 2週前に更新されました。
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  • #1019
    アバターさい
    参加者

     

    現在精子調整に使用している遠沈管が生産終了となり、代替品を探すことになりました。

    元々はHARMONYのポリプロピレン製の遠沈管を使用していました。

    当院の精子調整の流れでは、受け取った精液を2層性アイソレート液の上に重層して密度勾配遠心を行い、その沈渣を培養液を使用して洗浄した後、再び遠心にかけ、そこで得られた沈渣を培養液の底に積んで、インキュベーター内で30分間のswim upを行っています。

    特に問題が無ければ、アズワンのポリプロピレン製のものを代替品として使用しようと思うのですが、遠沈管の素材の違いによって、遠心分離中精子にダメージを与えたり、swim upでの精子の回収率が下がったりすることはあるのでしょうか。

    またインキュベーター内での使用に適していない素材などはあるのでしょうか。

    代替品を探すにあたり、一度遠沈管が精子に与える影響について考えるために質問させていただきました。

    他院の方でこのメーカーの遠沈管を使用している等、情報いただけたら嬉しいです。

    よろしくお願いいたします。

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    #1020
    アバターやあ
    参加者

    以前から一番目にするのは、ポリスチレン製のFalcon352095だと思いますが、一時期破損がひどくて話題になりましたので、現在では変更されている施設も多いかもしれません。同社でポリプロピレン製でしたら、Falcon352096があります。
    また、ポリプロピレン製の製品は結構各社から出されているようですので、施設によっていくつかの違ったメーカーを採用されていた様に思います。特にどこが良くてどこが悪いというような情報は持ち合わせていません。目途しい製品のサンプル等を少し使用してみて、成績が大丈夫か確認しつつ採用する製品をお決めになることをお勧めします。さっき検索していて見つけたのですが、エッペンドルフも15mLコニカルチューブ出しているようですね。メーカー名から品質良さそうな気がしてはいけないですかね。

    ちなみに、過去に気になる学会報告もありました。内容は、ポリブタジェンスチレン(PBS)製からポリプロピレン(PP)製に変更したら成績が下がったというものです。しかし、他施設から同様の報告が無いようですし、PP製のチューブを採用されている施設も多いので、本当に材質による影響なのかどうかは、検討の余地があるかと思います。

    細川由起 他、精液調整及び前培養に用いる遠心管の材質は精子の運動性に影響を与える,生殖医学会学術講演会,P-030,2013

    • この返信は1ヶ月、 2週前にアバターやあが編集しました。
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    #1022
    アバターMAI
    参加者

    当院ではfalcon352095を使用しています

    確かに時々ヒビ入りのものがあり、確認せずに遠心してしまうと

    遠心機の筒の中が汚染し濡れてる!?などということになります。

     

    以前、国内の製造で半額ぐらいのお値段のPS製コニカルチューブを購入してみました

    当院ではIVF以外にも、AIHでコニカルチューブを使用しており、最終調整液は

    沈渣に精子洗浄液を加えて0.5mlにしています

     

    国内製のお安いチューブは0.5mlのところに目盛がなくAIHに使用することができなかったため

    (培養液は目盛を頼りにスポイドで加える)

    採用はされませんでした。

    ブランドも大きいとは思いますが、お値段の違いはそういう細かいところにあるのかな。。と思いました

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    #1023
    アバターじゃん
    参加者

    当院でもFalcon352095を使用しています。

    皆様が仰るようにヒビが入っているものが結構多いので、使用前には必ず全てヒビの有無を確認しています。

    その上で、ヒビ入りの物は全て捨てずに、取引先に連絡して交換してもっらていました。(はじめは交換でしたが、今では本数とロット番号だけ控えて、一袋50本分たまったら新しいものを無償で送っていただいています)

     

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    #1024
    アバターさい
    参加者

    皆様、ご返信ありがとうございました。

    当院では遠心分離を行わない培養液の分注等にFalcon352095を使用しています。

    過去には上記のものを全ての作業で使用していたのですが、皆様のおっしゃるようにヒビが気になり、検体を扱う上で万全を期すという意味でポリプロピレン製のものを使用するようになりました(万一ヒビを見落としたときのため)。

    またFalcon352096も見積もりを出していただいたのですが、HARMONY社の3倍の価格になるということで採用を見送りました。

    採用にはサンプルを使用して慎重に決めたいと思います。

    またエッペンドルフについても検討してみたいと思います。

    また培養室内で検討し、質問させていただくことがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

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    #1026
    アバターやあ
    参加者

    こんな製品もありますねえ。
    PET(ペットボトルの材質)製なので、透明感も高くて耐遠心荷重もPPよりは低いですがPSよりは高いようです。
    https://ecatalog.corning.com/life-sciences/b2b/JP/en/Liquid-Handling/Tubes,-Liquid-Handling/Centrifuge-Tubes/Corning%C2%AE-15mL-Centrifuge-Tubes/p/430055

    https://www.corning.com/catalog/cls/documents/protocols/CI-GLAB-003_REV11_DL.pdf

    採用されている施設を知らないので、実際の使用感等は分かりません。
    ご参考までに。

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