媒精3PNについて Home › フォーラム › 質問の部屋 › 媒精3PNについて このトピックには5件の返信、2人の参加者があり、最後にミカワにより3年、 4ヶ月前に更新されました。 6件の投稿を表示中 - 1 - 6件目 (全6件中) 投稿者 投稿 2020年5月8日 3:07 PM #796 ミカワ参加者 ある日を境に3PNが多発するようになりました。 培養環境、媒精時間、実施手順等変更したところは何もなく、原因が分からず困っています。 媒精方法は4wellのdishに各ウェル1mlずつ培養液を入れ 採卵後の卵子を最大5個に対し4×10^6/mlとなるよう精子を入れています。 (卵子が1個の場合は2-3×10^6/mlくらいに減らしています。) 何かアドバイスいただけますでしょうか。 2020年5月8日 3:33 PM #798 ミカワ参加者 すみません、先ほどの付け加えですが 4×10^6/mlに調整した精子を0.2×10^6となるように培養液に入れ、翌朝受精確認しています。 (1個の時は0.1ⅹ10^6/ml程度にしています) 2020年5月8日 4:24 PM #802 やあ参加者 媒精濃度は、卵1個のときは0.1×10^6/mLで、2~5個の場合は0.2×10^6/mLという理解でOKでしょうか? この濃度なら特に多精子受精が多くなるような数字ではないと思いますので、濃度の問題ではないと思います。 第2極体の放出はどうでしょうか?第2極体が放出していない場合は、多精子ではなくて極体放出失敗で3PNになっている可能性が高くなるので、卵側の要因が大きいかもしれません。 精子処理関係ではなくて、誘発や前培養関係での変化はありませんでしたか? ところで、「頻発」とは具体的にはどのくらいですか? 2020年5月9日 8:20 AM #803 ミカワ参加者 やあさん、お返事ありがとうございます。 4月上旬までは数パーセントであったのが、4月中旬から約三倍くらいになってしまいました。 第2極体についてですが、媒精後の胚ではフラグっぽく何個あるのかはっきりとわからないことが多いです。 ICSI時にも複数個あったり、ICSI後のTLを見ますと第2極体放出後に吸収されることも散見されます。 誘発方法はアンタゴニスト法が多いですが、薬剤の変更などがあったかはラボではよくわかりません。 採卵、前培養、精子処理、培養方法も特に何も変えていません。 どうしたらよいのか大変悩んでいます。。。 2020年5月9日 11:07 AM #806 やあ参加者 そうですね、たしかに極体を正確に判定するのは難しいですよね。 3倍とのことですが、実施している症例数にもよるとは思います。例えば、それほど多くない症例数でしたら、変動は致し方ないことだと思いますし、ある程度の数をこなしていて、明らかにある時点から3倍になったということでしたら、必ず原因があるかと思います。しかし、特定するのはなかなか難しいですよね。 採卵された卵の成熟率には、変化無いでしょうか? 成熟率が減少していれば、患者さんの背景や誘発採卵方法に何かあるかもしれないと考えます。誘発方法をラボのスタッフもある程度理解して把握することは重要なことだと思います。採卵された卵の質が、その後の成績に大きく影響しますので。 また、タイムラプスをお持ちのようですので、ICSI後の第2極体放出の有無(吸収も含めて)とPN数の関係を調べて、問題の時期の前後で違いが出ていないか見てみるのもよいかもと思いました。 2020年5月9日 4:34 PM #808 ミカワ参加者 返信ありがとうございます。 年間の採卵実施数は170件程度で、確かに3PN率の変動もあるかもしれません。 採卵された卵の成熟率は80%弱で変化はなく、採卵時の変性卵率は10%から14%へ増加していました。 誘発方法についても、もっと勉強していきます。 ICSI後のタイムラプスについても比較してみようと思います。 大変参考になりました。お教え頂いた内容を元に培養室内で検討します。 投稿者 投稿 6件の投稿を表示中 - 1 - 6件目 (全6件中) このトピックに返信するにはログインが必要です。 ログイン ユーザー名: パスワード: ログイン状態を保持 ログイン