Centrally located cytoplasm granulation (CLCG) と呼ばれているやつですね。
私もよくは知りませんが、どこのラボでも皆さんしばしば遭遇していると思います。
論文検索したら、下記の論文１）に興味深い事が少し書かれているようでした。
ちゃんとは読んでいませんので間違っているかもしれませんが、この研究では採卵1周期内でのCLCGの発生頻度で患者さんをグループ分けして、臨床成績を比較しています。（本当は、個々のCLCG卵の成績が知りたかったですけどね。）
Table 2を見ると、両群の成績にそれほど大きな違いは無いように見えますが、妊娠率や流産率は有意差でていたようです。
興味深いというのはFig.2で、殺虫剤（農薬）を多く使用している地域でCLCG発生頻度が上昇している！？って主張しているみたいです。
考察を読んでいませんが、何かしらその辺りのことが書かれているかもしれません。
フリーでダウンロードできるので、ご興味ある方、詳細教えてください！
Merviel P et al. Impact of oocytes with CLCG on ICSI outcomes and their potential relation to pesticide exposure. J Ovarian Res. 2017;10(1).
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5504732/pdf/13048_2017_Article_335.pdf