卵丘細胞について

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  • このトピックには2件の返信、2人の参加者があり、最後にキンタにより4日、 6時間前に更新されました。
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  • #2903
    キンタ
    参加者

    卵丘細胞をタイムラプスで受精卵と一緒に培養すると非常に活発に動いているのが観察できます。この卵丘細胞は胚の発育や質には影響はないのでしょうか?

    #2913
    じゃん
    参加者

    仰るように卵丘細胞が活発に動いたり、アポトーシスを起こしていたりする様子が観察されるため、私も胚にマイナスの影響を与えているように感じていました。
    文献を検索してみたところ下記の物が見つかりました。

    Impact of embryo co-culture with cumulus cells on pregnancy & implantation rate in patients undergoing in vitro fertilization using donor oocyte
    https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5793468/

    論文の結論としては、卵丘細胞と一緒に培養した方が良い結果を得られたとのことです。この結果が全てではないと思われますが、参考にしていただければ幸いです。

    #2914
    キンタ
    参加者

    興味深い論文をご紹介いただきありがとうございます。

    受精卵と卵丘細胞の関係も重要だと思いますが、それ以上に卵丘細胞を通じて受精卵と卵管・子宮内との情報・物質のやり取りなどの関係も重要だと思っています。観察のために卵丘細胞を取り除き、凍結胚移植するのが主流になっています。できれば胚移植時に卵丘細胞と胚を一緒に、特に透明帯に付着している細胞と一緒に移植したいのですが、上記の理由でできていません。何かアイデアがあればご教示ください。ありがとうございました。

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