卵子凍結について

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  • このトピックには7件の返信、3人の参加者があり、最後にやあにより3年、 9ヶ月前に更新されました。
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  • #893
    ミカワ
    参加者

    卵子凍結について皆さんの意見をお伺いしたいです。

    顕微授精を行う予定でしたが、精子所見不良の為卵子凍結を行いました。

    凍結液・融解液は北里を使用しており、プロトコール通りに実施しました。

    患者様の診察を待ってからの凍結になったので採卵後5-6時間経過してからの凍結でした。

    凍結時ESに入れると細胞膜に沿ってPB程の大きさの細胞?空胞?のようなものが多数出現しました。

    卵子を融解した際、9個のうち5個が変性してしまいました。

    融解液のTSに入れた時からすでに変性していました。

    生存率が低かったのは、凍結した時間や、凍結時の卵子の状態が原因なのでしょうか?

    #894
    やあ
    参加者

    もしもお写真があれば、見せて頂けるとイメージ沸いて有難いです。(ES処理中ということですから、無いですかね。)
    それは、”たんこぶ”のような感じでしょうか?
    今回の例は卵子で囲卵腔内が見えていると思うので、フラグメンテーションということでは無いですよね?
    採卵後5-6時間というのは、特に時間的には問題ないかと思います。
    私は経験無いので何とも言えませんが、過去には融解時に細胞外周にボコボコと飛び出てくることがあるというご質問を頂いたことはあります。ただ、このケースでは融解している間にもとに戻るということでした。

    想像ですが、いずれの場合も細胞膜の固いところと柔らかいところがあるイメージですから、細胞膜の何らかの異常の可能性が高いように思いました。
    緊急時の卵子凍結ということで、貴クリニックにおいて高確率で起こる現象か、今回たまたまだったのかは分からないと思いますので、原因を特定するのは難しそうですね。

    #926
    じゃん
    参加者

    ESに入れたら細胞?空胞?のようなものが出現したとのことですが

    卵子凍結の場合BSに3回にわけてESを加えていくかと思います。

    初めのESを加えた時点でそのような現象が起きたのでしょうか??

    #930
    ミカワ
    参加者

    やあさん

    返信ありがとうございます。凍結中なので写真は撮っていませんが、図のような感じです。

    凍結中の走り書きで申し訳ありません。

    じゃんさん

    返信ありがとうございます。

    BSに初めのESを加えていく時点では、膜がでこぼこ?波打っている?感じでした。

    最後のESを加えた後図のような状態になりました。

    #931
    じゃん
    参加者

    ミカワさん

    ご返信ありがとうございます。

    状況が異なると思いますが、下記のページ真ん中あたりの写真4がありました。

    https://www.santamonicafertility.com/article/genetic-testing-eggs-prior-freezing-detrimental/

    ここでは、極体のBiopsy後に凍結融解した卵で見られたもののようです。

    スリットから細胞質が飛び出していますが、やあさんの仰るように細胞膜の何らかの異常でこのような現象が起こるのかもしれません。

    今後、同様な現象を経験しましたらこちらでご報告させていただきます。

    #933
    やあ
    参加者

    下記は、以前ご質問を頂いたときに見せてもらった画像ですが、こんな感じではなかったですかね?

    ミカワさんの例も、じゃんさんが教えて下さった例も、凍結融解処理過程の浸透圧変動に対して、細胞膜の浸透圧調整機能が追い付かずに起こった現象ではないかと想像しています。

    #935
    ミカワ
    参加者

    じゃんさん、やあさん

    お返事ありがとうございます。

    大変参考になりました。ありがとうございます。

    やあさんに頂いた写真の左側の状態でした。やはり浸透圧が原因なのですね。

    因みに、浸透圧調整機能が不十分だと胚質も低下するのでしょうか?

    また、この機能は体質なのか誘発方法などによる影響を受けるのでしょうか?

    #936
    やあ
    参加者

    浸透圧調整機能と言っても、私はメカニズムを理解しているわけでは無く、細胞表面の細胞膜の固いところと柔らかいところがあって、柔らかい箇所がコブの様に膨らんでいるのかな?という程度の考えです。

    胚発生に影響があるのかどうか、原因は体質や誘発なのか等、全く分かりませんし、たぶん学会報告とかも無いのではないかと思います。

    ICSI時に刺しただけで破けた卵に対して、別の場所から刺しなおすと生存率上昇するという報告も、こういった卵の特徴を反映しているのかもしれないですよね。

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