- このトピックには5件の返信、3人の参加者があり、最後に
により3年前に更新されました。
-
投稿
-
皆さんのご意見をお伺いしたいです
37歳、今回4回目の採卵です
3回目の採卵で8個採卵、すべてGV,M1で未熟でした。
次の日まで観察しましたが、M2にはならずICSIはできませんでした
ですので、今回はShort法、
triggerをHCG10000を37時間前に変更し投与しました
採卵決定時E2 2596.0 AMH3.41
採卵6個できましたが、すべてM1でした。
検卵中に感じましたが、卵丘細胞が少なくキュムラスも薄くしか
ありませんでした。
裸化した卵は↑の様に、透明帯薄く表面は不整
囲卵腔ないものもあります。
このような症例に出会われた方はいらっしゃいますか？
検討はしてみたのですが
①IVM用の培養液（裸化後では意味ないかもしれませんが）で
観察を続ける
②体内成熟が難しいのであれば、IVMを行っている施設へ紹介
顆粒膜細胞も透明帯にも、普段とは違う未熟さのようなものを感じるので
LHサージなどがちゃんと卵細胞に伝わっているのか、と思って
しまいました。
採卵して、裸化したら未熟卵という症例は稀にあるとは思うので
そのような時どのような対策をされているか、ぜひ教えていただければ
と思います
よろしくお願いします。
こんにちは。
誘発して採卵しても未熟卵が多い症例や、MIで囲卵腔がほとんどない症例については、経験されている方々は多いです。
しかしながら、その原因と対策についてエビデンスの得られている有効な方法は、今のところ無いのではないかと思っています。
過去に高度生殖医療技術研究所に同様のご質問を頂き、明確な対策は分からないなりに、コメントを残していますので、参考になるか分かりませんがご興味あれば下記から閲覧してみて下さい。
以前ARMT会員に入られていた施設の方は、そのままのIDでログインできますし、このエンブリオ掲示板に登録されている方は、下記ページから確認できるIDとパスワードで閲覧可能にしてあります。
裸化したら未熟卵だったときの対応については、施設によって様々だと思います。
多数採卵できた症例では、未熟卵は治療から除外していることも多いかと思いますが、成熟卵が少なかった場合は体外成熟（IVM）を試みることが多いように思います。
また、MIに関してはIVMを試みるが、GVはあきらめる、という施設も多いようです。
ほとんどの場合は、IVM用の特別な培養液を使用せず、IVF用の培養液で当日中に成熟するかどうかを見届ける感じではないでしょうか。
ありがとうございました
前回と同様に、今回も一日観察続けるだけで、何もできなかったため
M1のまま発育停止してしまいました。
当院では打つ手がなくなってしまったため、IVMなどをやっているような
施設に転院するしかないのかなとも思います
（そもそもIVM適応かすらわからないですが）
もしかしたら、他の施設で刺激法など変えてみたら成熟卵が得られることも
あるのかもしれません。
培養士として最善のことができるとよいなと思いましたが
なかなか上手くいかなかった症例でした。
ご回答ありがとうございました。
当院でも極端に成熟卵子が少なく、成熟卵子はICSIしても正常受精が
ほとんど得られない症例に困っているところです。刺激方法もロング、アンタゴニスト、PPOSを試してみましたがどれも中々上手くいきませんでした。
その後の検査で抗セントロメア抗体が陽性であると判明し、現在は次の採卵に向けて方針を検討している段階です。以前に論文で抗セントロメア抗体や抗核抗体が陽性の症例で未成熟卵子が多くなると見た覚えがありますが、
やはり極端に成熟卵子が少ない症例などは正常な卵子発生を阻害する要因が存在するのかなと感じています。
- このトピックに返信するにはログインが必要です。